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「筬」は機織りの際に経糸の密度を整え、緯糸をまっすぐに打ち込むための道具です。
織り機にセットし、織りたいものによって密度の違う筬を使う必要があります。
筬の目数は〈羽〉という単位で表されます。
例えば、10cmに50本経糸が入るのが50羽となります。
「粗筬」「くし筬」は経糸を織り機にセットする(機かけをする)際、先に男巻きに巻き取る場合に使います。
粗筬・くし筬を使うことで経糸が整えられて、均一に巻き込むことが出来ます。
筬・粗筬・くし筬に経糸を通す際には、「筬通し」を使います。
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